平日の夕食作りにおいて、出汁を引いたり複数の調味料を計量したりする余裕がない場面も多々あります。そんな多忙な日々を支えるのが、市販の調味調料を賢く活用したスマートクッキングです。
レンジ活用で15分完成:めんつゆで作る簡単冬瓜煮物
めんつゆで作る簡単冬瓜煮物は、下茹で工程を電子レンジに置き換えることで調理時間を劇的に短縮します。耐熱ボウルに一口大に切った冬瓜(皮とワタを除去したもの)を入れ、水大さじ2を振りかけてふんわりラップをし、電子レンジ(600W)で約5分加熱します。
その間に小鍋でひき肉をサッと炒め、規定倍率(かけつゆ程度)に希釈しためんつゆを注ぎます。レンジ加熱を終えて透き通った冬瓜を煮汁に合流させ、落とし蓋をして弱火で5〜6分煮るだけで、驚くほど味が中まで染み渡ります。めんつゆに含まれるアミノ酸やみりんの糖分があらかじめ最適なバランスで調合されているため、味付けに失敗するリスクが極限まで抑えられます。
旨味を最後の一滴まで味わう:冬瓜とひき肉のスープ
煮汁にとろみをつけず、具だくさんな汁物として楽しむ冬瓜とひき肉のスープも外せません。冬瓜には利尿作用を促すカリウムが豊富に含まれていますが、カリウムやビタミンCは水溶性のため、煮汁へ溶け出しやすい性質を持ちます。スープ仕立てにすれば、溶け出した栄養素を余すことなくまるごと摂取できます。
鶏ガラスープをベースに、豚ひき肉と薄切りの冬瓜、春雨、椎茸などを合わせて煮込み、仕上げにごま油と粗挽き黒胡椒を振れば、中華風の食べる滋養スープに仕上がります。生姜を効かせた和風仕立てや、ナンプラーを隠し味に加えたエスニック風など、アレンジの幅広さも大きな魅力です。