本作の爆発的ヒットを決定づけた最大の要因は、2014-2015シーズンの「JR SKISKI」CMタイアップです。当時16歳でブレイクの渦中にあった女優・広瀬すずが起用され、雪の中で見せる無邪気な笑顔と切ない表情に、キャッチコピー「答えは雪に聞け。」が重なる映像は、若年層を中心に社会現象を巻き起こしました。
公式タイアップソングとして書き下ろされた『ヒロイン』は、テレビCMが放映開始された直後から問い合わせが殺到。SNS上では「CMを見るたびに胸が苦しくなる」「広瀬すずの透明感とback numberの切ないメロディが完璧に一致している」といった絶賛の声が溢れかえりました。
また、ファンの間で長年議論されてきたミュージックビデオ(MV)のロケ地について検証すると、映像に登場する雪景色の駅ホームは福島県会津地方の鉄道沿線(会津鉄道・芦ノ牧温泉駅周辺や廃駅跡)を中心に撮影されたことが判明しています。極寒のホームに一人佇む清水依与吏の姿と、降りしきる粉雪のコントラストは、楽曲が持つ孤独感を極限まで視覚化しています。