秋植えじゃがいも栽培の罠!種芋を切らない理由と多収穫の全手順

秋植えじゃがいも栽培の罠!種芋を切らない理由と多収穫の全手順

秋植えじゃがいも栽培の罠!種芋を切らない理由と多収穫の全手順にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

秋植えで最も注意しなければならないのが「品種の休眠性」です。じゃがいもには収穫後に一定期間芽が出ない「休眠期間」が存在します。日本の春栽培で定番の「男爵薯(休眠期間:約90日)」や「メークイン(休眠期間:約80日)」は休眠が深く、春に収穫された芋を晩夏に植えても発芽スイッチが入りません。

したがって、秋植えじゃがいも おすすめ品種を選ぶ際は、休眠期間が2〜3ヶ月程度と極めて短い品種を選ぶことが絶対条件となります。生産現場で高いシェアと信頼を誇る代表的な品種が、秋じゃがいも デジマ ニシユタカです。

デジマ(出島)は長崎県で育成された暖地向け品種の代表格で、やや粉質と粘質の中間的な肉質を持ちます。甘みとコクが強く、煮物からフライドポテトまで万能に対応します。一方のニシユタカは多収性に優れ、煮崩れしにくい粘質寄りの肉質が特徴で、カレーやおでんなどの煮込み料理で抜群の存在感を発揮します。

さらに近年では、鮮やかな黄色い果肉と栗のような濃厚な甘みを持つ「ながさき黄金」や、病害に強く肌の美しい「さんじゅう丸」など、高品質な暖地向け新品種も家庭菜園ユーザーの間で高い評価を獲得しています。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。