青学大の強さを語るうえで欠かせないのが、東京都町田市にある陸上競技部専用寮(町田寮)での生活環境です。青学陸上部の町田寮と食事管理は、寮母を務める原美穂さんの温かくも厳格なサポートによって支えられています。毎朝の点呼から消灯時間まで規律ある生活が徹底され、アスリートに必要な栄養バランスが計算された手作りの食事が選手たちの肉体を作っています。
加えて、フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一氏らとともに開発・導入された「青トレ(動的ストレッチ&コアトレーニング)」の存在があります。従来の長距離界では「とにかく走り込む」ことが美徳とされがちでしたが、青学大はいち早く科学的な体幹強化、肩甲骨・股関節の可動域拡大、骨盤の前傾維持といったフォームのバイオメカニクスを取り入れました。この結果、オーバーユースによる疲労骨折や腱炎の発生率が劇的に低下し、年間を通じて質の高い練習を継続できる肉体が作られています。