水野由結が公の場から姿を消すきっかけとなったのは、2017年12月に開催された広島グリーンアリーナ公演「LEGEND S - 洗礼の儀 -」の急遽欠席でした。SU-METALの聖誕祭という極めて重要なステージ直前に「体調不良」による休演が発表され、会場には大きな衝撃が走りました。
その後、2018年のワールドツアーも欠場が続き、ファンの不安が頂点に達していた同年10月19日、公式サイトを通じて正式なグループ脱退が発表されました。本人の直筆メッセージでは、以下のような胸中が明かされていました。
「何度も考え直しましたが、私はこの度BABYMETALを離れる決意をいたしました。体調が優れず、ずっとご心配をおかけしてしまい本当に申し訳ありませんでした」「もう一度ステージに立ちたいという思いもありましたが、今も体調が万全ではないこと、そして水野由結としての夢に向かって進みたいという気持ちがあり、今回の決断に至りました」
過酷な世界ツアーによる身体への負担、激しいダンスパフォーマンスを維持することの難しさ、そして「ひとりの表現者・水野由結」として叶えたい将来像との間で葛藤を重ねた末の、苦渋の決断であったことが窺えます。