バイセクシャルとは何か?当事者が明かすリアルな恋愛と誤解の真相

バイセクシャルとは何か?当事者が明かすリアルな恋愛と誤解の真相

バイセクシャルとは何か?当事者が明かすリアルな恋愛と誤解の真相についての最新情報をお届けします。

バイセクシャルは人口比率が高い一方で、最も誤解や偏見に晒されやすいセクシャリティでもあります。コミュニティ内でしばしば発生する「バイフォビア(両性愛嫌悪)」や「バイセクシャルの不可視化(バイ・イレイジャー)」の実態を検証します。

誤解1:「気が多くて浮気しやすい」という偏見

「男女どちらも好きになれるなら、浮気のリスクが高いのではないか」という指摘は、バイセクシャルが受ける最も典型的な誤解です。しかし、「恋愛対象となり得る範囲が広いこと」と「交際相手への誠実さ・一途さ」は全く別の問題です。異性愛者が「世の中の全ての異性と浮気するわけではない」のと同様に、バイセクシャルであっても特定のパートナーを大切にする倫理観に違いはありません。

誤解2:「同性愛者になる前の準備期間(通過点)」という決めつけ

ストレート(異性愛者)コミュニティからは「同性愛への片足を突っ込んでいるだけ」、ゲイ・レズビアンコミュニティからは「異性とも付き合えるから逃げ道がある」「本物の同性愛ではない」と双方から疎外され、二重の孤独(ダブル・マージナライゼーション)に陥るケースが報告されています。バイセクシャルは決して過渡期の状態ではなく、それ自体で完結した独立した性的指向です。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。