Q1:白木リンの最終的な死因は何ですか?病気だったのですか?
A1:直接の死因は病死ではなく、1945年7月1〜2日の呉空襲による戦災死です。朝日遊廓一帯が米軍の焼夷弾攻撃を受け猛火に包まれ、滞在していた二葉館が全焼したことで命を落としました。同僚のテルは病気(結核など)で亡くなっていますが、リン自身は空襲によって命を奪われました。
Q2:通常版(2016年)の映画しか観ていません。リンの結末を知るにはどうすればいいですか?
A2:2019年に公開された長尺版映画『この世界の片隅に【さらにいくつもの片隅に】』を鑑賞するか、こうの史代氏による原作コミックス(特に下巻)をお読みください。通常版ではカットされていた周作との手帳の真相や、二葉館跡地で茶碗の欠片を見つけるラストシーンがしっかりと描かれています。
Q3:周作とリンは具体的にどのような関係だったのですか?
A3:周作が青年期に朝日遊廓に通っていた頃の馴染みの間柄であり、深い精神的・肉体的関係を結んでいました。周作はリンに対して強い思慕の情を抱いていましたが、身請けするだけの財力はなく、家の事情やすずとの見合い結婚によってその関係は断ち切られることになりました。
Q4:リンが子供の頃にすずと会っていた「座敷童子」というのは本当ですか?
A4:事実です。物語序盤で幼少期のすずが屋根裏で見知らぬ少女にスイカを食べさせるシーンがありますが、その少女こそが貧しさから逃げ出し、後に呉の遊郭へと売られていく途中の白木リンでした。二人は大人になって呉で再会した際、スイカの絵を通じてお互いが過去に出会っていた運命を静かに悟り合っています。