切符売り場の混雑を避け、少しでも安く移動したい旅行者が陥りがちなのが「割引切符」の探索です。結論から言うと、札幌〜小樽間の往復移動において、かつてのような大幅な値引きが行われる紙の往復割引きっぷは縮小傾向にあります。
かつて定番だった「小樽観光フリーきっぷ」や往復タイプの企画乗車券は統廃合が進んでおり、現在一般的な観光客が単純に札幌〜小樽間を1往復するだけで元が取れる常設の紙切符はほぼ存在しません。中央バスが販売する「小樽市内バス1日乗車券」とのセット券などを除き、無理にお得な切符を探し回る時間はかえって非効率です。
利便性を重視するならば、KitacaやSuica、PASMOなどの全国相互利用交通系ICカードをそのまま自動改札機にタッチして乗車するのが最もスマートです。JR函館本線の札幌〜小樽間は全駅がICカード対応エリアに含まれており、残高が750円以上あれば券売機に並ぶことなくスムーズに入場できます。
なお、uシートを利用する場合のみ、別途駅の指定席券売機やJR北海道のインターネット予約サービス「えきねっと」で座席指定券(840円)を事前購入しておく必要があります。交通系ICカードで乗車運賃を支払い、座席指定券のみチケットレスで連携させる方法が現代の最も洗練された乗車スタイルです。