Web上や大手旅行サイトに寄せられた膨大なレビューを丹念に分析すると、柿其渓谷に対する評価は圧倒的な絶賛と、山間部特有のハードルに対する戸惑いが二分している実態が浮かび上がってきます。
ポジティブな口コミで最も多いのは、「写真で見たままの美しさに震えた」「阿寺渓谷よりも人が少なく、静寂の中で水の音を楽しめる」という景観への高評価です。特に観光地化されすぎていない静けさ、素朴な自然の造形美に対して高い満足度が記録されています。
一方で、ネガティブな評判として散見されるのがインフラ面です。「対向車とすれ違えない細い道が続き、運転に冷や汗をかいた」「スマホの電波(キャリアによる)が弱くなり地図アプリが止まった」「遊歩道の階段が湿っていて滑りやすく、軽装で行って後悔した」といった声が目立ちます。手つかずの秘境であるがゆえの利便性の低さは、あらかじめ織り込んで計画を立てる必要があります。