新大久保駅のホームに立ち、東京駅方面の案内表示を見た際、多くの旅行者や普段乗り慣れていない利用者が犯しやすいミスが「1本で行けるから山手線の電車に乗り続ける」という行動です。結論から言えば、これは移動効率の観点からは明らかな損失を招きます。
新大久保駅から東京駅へ山手線のみで向かう場合、進行方向は2通り存在します。渋谷・品川方面を経由する「内回り」と、池袋・上野方面を経由する「外回り」です。JR東日本の運行データを確認すると、内回りの所要時間は約33分(15駅)、外回りの所要時間は約31分(15駅)かかります。どちらを選んでも30分以上の乗車を強いられる計算です。
これに対し、新大久保駅から山手線内回りでわずか1駅(約2分)の新宿駅へ行き、そこからJR中央線快速に乗り換えるルートを選択した場合、新宿から東京までの所要時間はわずか13〜14分です。乗り換えにかかる徒歩時間(約3分)を加算しても、全体の移動時間は約18〜20分で収まります。つまり、新宿駅でホームを移動する手作業を挟むだけで、確実に10分以上のゆとりを生み出すことが可能です。