番組の代名詞とも言えるのが、成田国際空港や関西国際空港などの国際線到着ロビーで行われる体当たりの直撃取材です。青いジャンパーを着たディレクター陣が到着口から出てくる外国人に次々と声をかける姿はおなじみですが、あまりのドラマチックな展開の多さに、SNS上では「事前に劇団員を仕込んでいるのではないか」「アポなしに見せかけた演出ではないか」という声が定期的に上がります。
しかし、番組関係者への取材や過去の制作裏話、密着ディレクターの手記などを総合すると、その実態は徹底的な人海戦術と圧倒的な確率論に基づいています。ディレクター陣は1日に数百組以上の外国人に声をかけ、そのうち取材許可が下りて密着まで成立するのはわずか1〜2組程度。過酷な空振りの連続から奇跡的な一期一会を掘り起こす泥臭い現場取材こそが、番組のリアリティを支えています。
テレビ東京が誇る「低予算・汗かき型」のドキュメントバラエティ手法は、ヤラセや事前仕込みを挟むよりも、予測不能なハプニングをそのまま活かす方が結果的に面白いコンテンツになるという確固たる制作哲学に裏打ちされています。