ネット裏に陣取るNPB全球団およびMLBスカウトのメモ帳は、彼の評価項目で埋め尽くされている。日米のトップスカウトが口をそろえるのは、そのスキルの高さもさることながら「故障リスクの低さ」だ。
無駄な負荷を排除した投球フォームは、肩や肘への負担を最小限に抑える構造になっている。スカウト陣は口を揃える。「単なる速球派なら他にもいる。しかし、怪我をしない柔軟性と、登板ごとに成長を見せる自己修正能力を併せ持つ存在は10年に一人レベルだ」。この高評価により、今後のドラフトや移籍市場での争奪戦は激化の一途を辿っている。