麿赤兒の若い頃は超イケメン?伝説のアングラ時代と大森南朋の原点

麿赤兒の若い頃は超イケメン?伝説のアングラ時代と大森南朋の原点

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彼の運命を大きく変えたのは、1960年代のアングラ演劇運動を牽引した鬼才・唐十郎との運命的な出会いだった。劇団「状況劇場」の旗揚げに参加した彼は、紅テント公演という前衛的な表現空間で一躍アングラカルチャーの寵児となる。

当時の「状況劇場」は、警察や行政との摩擦を恐れず、公園や神社境内に突如として真っ赤なテントを張り、命がけのパフォーマンスを繰り広げる伝説的な集団だった。その熱気の中で、俊敏かつ研ぎ澄まされた身体能力を発揮した彼は、舞台上で異彩を放つ看板俳優として熱狂的な支持を集めた。時代のエネルギーと真っ向から衝突しながら削り出された彼の表現力は、後年の俳優人生を支える揺るぎない土台となったのである。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。