名城大学附属高等学校の入試を攻略するうえで、まず把握すべきはコースごとの明確な難易度差です。同校には普通科(特別進学クラス、一般進学クラス、スーパーサイエンスクラス)と総合学科が設置されており、求められる学力水準は大きく異なります。
愛知県内の高校入試データによると、普通科特別進学クラスの偏差値は65〜67に達し、愛知県立トップ校の滑り止めや併願先として確固たる地位を築いています。名城大学への内部進学を主たる視野に入れる一般進学クラスおよびスーパーサイエンスクラスは偏差値59〜61、実践的なキャリア教育を展開する総合学科は偏差値54〜56が合格の目安です。
近年、愛知県私学入試では推薦入試での早期囲い込みが進んでおり、同校でも推薦入試の志願者が高止まりしています。特に一般進学クラスと総合学科は中学校からの推薦枠で募集人数の多くが埋まる傾向にあり、一般入試で挑む受験生の実質倍率は1.8倍〜2.4倍前後にまで跳ね上がることがあります。「公立併願校として受けておけば安心」という認識は過去のものになりつつあり、一般入試でも過去問演習による周到な対策が欠かせません。