メークインとは?男爵との違いや煮崩れしない特徴・絶品レシピを解説

メークインとは?男爵との違いや煮崩れしない特徴・絶品レシピを解説

メークインとは?男爵との違いや煮崩れしない特徴・絶品レシピを解説の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

じゃがいも料理の成否を分ける最大の要素は、品種による「デンプン含有量」と「水分比率」の違いです。農林水産省の品種登録データおよび日本食品標準成分表に基づき、メークインと男爵の諸元を比較検証します。

比較項目メークイン(粘質型)男爵芋(粉質型)調理科学的な見解・特徴形状・外観細長い楕円形・目は浅い球形に近い丸型・目が深いメークインの方が皮むきの歩留まりが高いデンプン含有率約13.0〜15.0%(低〜中)約16.0〜18.5%(高)デンプンが多いほど加熱時に細胞が膨張・破裂する食感・舌触りしっとり・なめらか(粘質)ホクホク・粉っぽい(粉質)メークインはきめ細かいペースト状になりやすい熱耐性(煮崩れ)極めて崩れにくい崩れやすい(煮汁に溶け出す)メークインはペクチン結合が強く形状を維持エネルギー・糖質(100g当り)約76kcal / 糖質 約16.3g約84kcal / 糖質 約17.6g水分量の差によりメークインが僅かに低カロリー

調理加熱時に男爵芋がホクホクと崩れるのは、デンプン粒子が水分を吸って膨張し、細胞壁を押し破るためです。一方のメークインはデンプン量が適度で水分が多く、細胞同士を結びつけるペクチン質の分解速度が緩やかであるため、長時間煮込んでも角がしっかりと残り続けます。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。