志穂美悦子との再婚に先立ち、長渕剛は1981年にトップアイドルだった石野真子と結婚しています。当時、ラジオ番組での共演から長渕が熱烈にアタックし、婚約発表記者会見は大きな話題を呼びました。
しかし、二人の結婚生活はわずか約2年で終焉を迎えます。1983年に正式に離婚が成立した背景には、複数の要因が存在していました。
最大の離婚理由とされているのが、家庭観の大きなギャップです。長渕は九州男児らしい亭主関白な一面を持ち、妻には専業主婦として家庭に専念し、母親との同居や介護をサポートすることを望みました。一方、若くして芸能界の第一線で活躍してきた石野真子にとって、過度な束縛や伝統的な家父長制のルールに縛られる生活は大きなプレッシャーとなり、次第に心のすれ違いが生じていきました。協議の末、二人はそれぞれの道を歩む決断を下したのです。