プロ直伝!イラストの影の付け方で立体感とクオリティが劇的に変わります

プロ直伝!イラストの影の付け方で立体感とクオリティが劇的に変わります

プロ直伝!イラストの影の付け方で立体感とクオリティが劇的に変わりますにまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

SNSのメイキング動画やイラスト講座の普及に伴い、断片的なノウハウが拡散された結果、プロの現場視点からは「明らかな誤解」として定着してしまっているテクニックが散見されます。

誤解1:「乗算レイヤーにグレーを塗ればどんな色でも影になる」という神話

ネット上で頻繁に見られる「グレーを乗算にしておけば一発で影が作れる」という時短テクニックですが、これは背景が白〜単色の場合にしか通用しません。純粋な無彩色のグレーを乗算すると、下地の彩度が強制的に引き下げられ、画面全体がくすんだコンクリートのような質感になってしまいます。必ず青みや赤みを含んだ「有彩グレー」を選択することが不可欠です。

誤解2:「立体感を出すためには、影をとにかく濃く多く入れればよい」という過剰描写

凹凸のすべてに影を律儀に描き込むと、視覚情報が過多になり、鑑賞者の視線が散ってしまいます。プロのイラストレーションは「引き算の美学」です。光の当たっているメインの受光部を広く残し、影は「要所(落ち影と隙間)」に絞って配置することで、コントラストの対比によって絵柄全体が劇的に垢抜けます。

山田 真由
著者

山田 真由

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。