半世紀以上にわたり愛され続ける名曲の価値を守り、次世代へ正しく継承していくための取り組みも着実に進められている。原盤権を管理するユニバーサルミュージックは、アナログテープのデジタル修復や最新のマスタリング技術を駆使し、井上陽水が放った当時の鮮烈なサウンドを現代の再生環境に合わせて高音質化してきた。
また、日本音楽著作権協会(JASRAC)を通じた適正な著作権管理は、テレビ番組や映画、CM、さらにはネット上の二次創作に至るまで、広範な商用・非商用利用における権利の保護と流通の円滑化を支えている。時代やメディアが変わっても作品の本質が損なわれない背景には、こうした音楽産業の堅固なインフラが存在している。