絵の具で透明感のある美しい紫を作るためには、混ぜ合わせる絵の具の選定と「混色比率のコントロール」が決定的に重要です。
理想的な紫を作るための絵の具の選び方は以下の通りです。
- 赤側の絵の具:朱色やポピーレッドではなく、「マゼンタ」「オペラ」「カーマイン」「ローズバイオレット」など、黄色みの一切入っていないピンク〜赤紫系の色を選ぶ。
- 青側の絵の具:藍色や紺色系ではなく、「シアン」「セルリアンブルー」「フタロブルー」「コバルトブルー(純度の高いもの)」など、緑み・くすみの少ないクリアな青を選ぶ。
また、混色を行う際の黄金比率は「赤系(マゼンタ)8〜9 : 青系(シアン)1〜2」からスタートするのが鉄則です。青系の顔料は着色力・隠蔽力が非常に強いため、1対1の同量で混ぜると一瞬で青に引っ張られ、暗い色調になってしまいます。必ずパレット上にマゼンタ系の明るい色を先に出し、そこに爪楊枝の先ほどの微量の青を少しずつ溶かし込みながらトーンを調整してください。