昭和32年(1957年)は、日本が戦後復興を遂げ「もはや戦後ではない」と宣言された前年を受け、経済白書で「近代化への躍進」が謳われた転換期でした。
この年に起きた主な出来事としては、南極観測船「宗谷」による昭和基地の開設、岩倉具視の五百円紙幣の発行、日本コカ・コーラの設立、そして世界的にはソ連による世界初の人工衛星「スプートニク1号」の打ち上げ成功など、科学技術と大衆消費社会の幕開けを告げる象徴的なトピックスが並びます。
昭和32年生まれの同世代には、日本のビジネス・文化・芸術界を牽引し続けてきた数多くの著名人が存在します。
実業界ではソフトバンクグループ創業者の孫正義氏、芸能・映画界では日本アカデミー賞常連の実力派俳優である大竹しのぶさん、名取裕子さん、かたせ梨乃さん、映画監督の塚本晋也氏などが同級生にあたります。この世代は、昭和のテレビ黄金期やバブル経済、IT革命の荒波を実務の第一線で切り拓いてきた高いバイタリティが特徴です。