「ご飯を食べたら太る」という固定観念は、実は大きな誤解に基づいている。国立健康・栄養研究所をはじめとする研究機関のデータによると、肥満の直接的な原因は特定の食品そのものではなく、全体のエネルギー過剰や極端なPFC(タンパク質・脂質・炭水化物)バランスの崩れにあることが分かってきた。
白米は水とデンプン、少量のタンパク質で構成されており、脂質はわずか1%程度しか含まれない。パンや洋菓子のように大量の油脂や砂糖が添加されていないため、それ自体が脂質過多を引き起こすリスクは極めて低い。炭水化物を適切に摂取することで、体内で持続的なエネルギーが産生され、結果として間食や高脂質食への欲求が抑えられる。お米を正しく食べることは、むしろ太りにくい体質を作る土台となるのだ。