目を奪われるのは、黒・白・リッチナッツ(赤茶)の3色が絶妙なバランスで配置された「トライカラー」の被毛だ。胸元に広がる白いスイスクロス(十字模様)や、両目の上にチョンと乗った「麻麻(まろ)眉」のような赤茶の斑点は、見る者の心を和ませる気品と愛らしさを兼ね備えている。
だが、真の魅力はそのルックス以上に内面にある。かつてワーキングドッグ(作業犬)として人と呼吸を合わせて働いてきた遺伝子ゆえに、非常に思慮深く、人間との強い絆を欲する性質を持つ。大型犬でありながら無駄吠えや攻撃性が少なく、幼い子どもや他のペットに対しても深い耐性と優しさを見せる点が、世界中で絶大な支持を集める理由だ。