彼の演技力を一躍全国区へと押し上げた転機といえば、やはりドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』での鮮烈なパフォーマンスだろう。複雑な感情の揺れを抱える生徒役を見事に演じ切り、視聴者の記憶に深く刻まれた。あの役に注ぎ込まれた切実なまなざしは、彼の底知れぬポテンシャルを証明するものだった。
続いて主演を務めた映画『ハピネス』では、余命宣告を受けたヒロインを包み込む等身大の青年役を熱演。儚くも美しい青春ラブストーリーの真骨頂を見せつけ、単なる話題性にとどまらない「本格派の主演俳優」としてのポジションを不動のものとした。感情の細微な変化を目線一つで表現するその技術は、年々成熟を増している。