新庁舎のデザインコンセプトは「千ノ枝(せんのえだ)」。伊丹の豊かな自然と歴史を未来へ紡ぐ象徴として、軒下や内装には兵庫県産の木質材料がダイナミックに配置されている。建物全体がまるで大きな木陰のように訪れる者を包み込み、木材のやさしい香りが館内を満たす。
見た目の美しさだけではない。環境配慮型建築としての性能も極めて高く、自然光を効果的に採り入れる構造や通風デザインによってエネルギー消費量を大幅に削減。都市の環境負荷を抑えつつ、市民がいつ来ても心地よく過ごせる「環境共生型庁舎」の完成形がここにある。