この謎かけが広く親しまれる土台には、マギー司郎およびマギー審司が築き上げてきた「お笑い手品」の確固たるスタイルがあります。
マギー一門の演目において、「赤いスポンジ玉」や「コイン」、「縦縞のハンカチ」といった小道具は欠かせないアイテムです。通常のマジックであれば華麗に消えたり増えたりするはずの玉が、ユルいトークとともに見え透いた仕掛けで扱われ、観客の脱力感を誘う芸風はお茶の間に長く親しまれてきました。
「失敗したように見せて笑いを取る」「タネが見えているのに憎めない」という唯一無二のポジションを確立しているからこそ、「マギー=手品のタネ=玉」という連想が視聴者の記憶に深く刻み込まれており、謎かけの題材として抜群の収まりの良さを生み出しています。