1994年、RYO-Z、ILMARI、PESの3人MCによって結成された初期のグループは、インディーズでの下積み時代を経て、DJ FUMIYAとSUが正式加入したことで最強の陣容を整えた。当時の日本のヒップホップシーンは、ハードコアで無骨なスタイルが主流を占めていた。しかし、彼らが提示したカラフルで洒脱、どこか肩の力が抜けたグッドミュージックは、コアなファンだけでなく一般のリスナー層へも瞬く間に浸透していく。
大手レーベルであるワーナーミュージック・ジャパンとの契約を果たした彼らは、2001年にメジャーデビュー。アッパーなビートに乗せた軽快なマイクリレーと、耳に残るキャッチーなメロディラインは、ジャパニーズ・ヒップホップというジャンルの枠組みを軽々と押し広げた。アンダーグラウンドの熱量とポップネスを見事に融合させた彼らのサウンドは、カルチャーとしてのラップを日本人の「日常のBGM」へと昇華させたのだ。