ゲームの基本は驚くほどシンプルだ。使う道具は「モルック」と呼ばれる投球用の木棒と、「スキットル」と呼ばれる1から12までの数字が書かれた12本の木製ピン、そして投球位置を示す枠組みのみ。プレイヤーはモルックを投げ、倒れたスキットルに応じて得点を重ねていく。
1本だけ倒した場合はそのピンに書かれた「数字」が得点になり、複数本倒した場合は「倒れた本数」が得点となる。目標はぴったり「50点」に達すること。しかし、ここに悪魔的な罠が仕掛けられている。50点を超えてしまうと25点まで減点されて逆戻りするのだ。さらに、3回連続で1本も倒せなければ即失格となる。終盤になればなるほど、1点を狙うか、相手の妨害に回るかの冷徹な戦術判断が勝敗を分ける。