ピアスを開けた日のバスタイムにおいて、最も事故が発生しやすいのが「洗髪時」です。シャンプー剤の刺激成分や、タオル・手の引っかかりによる外傷を防ぐため、以下の手順を厳守してください。
1. 洗髪は頭を後ろに傾けて行う
シャンプーやトリートメントの泡がピアスホールに直接かかると、香料や界面活性剤が刺激となり炎症を誘発します。髪を洗う際は前かがみにならず、美容室のように頭を後ろへ倒し、耳の後ろへ泡が流れない角度を保ちます。
2. 洗顔料または弱酸性石鹸をしっかり泡立てる
手や洗顔ネットを使い、弾力のある濃密な泡を作ります。ピアスを開けた直後はホールを直接擦るのではなく、泡をピアスの前面と裏側にそっと乗せて20〜30秒置くだけで十分です。皮脂や汚れは泡の吸着力だけで自然に浮き上がります。
3. ぬるま湯のシャワーで丁寧にすすぎ流す
水圧を弱めに設定したぬるま湯(38℃前後)のシャワーを耳の上部から当て、泡とシャンプーの残留物を完全に洗い流します。この際、ピアスを無理に前後にスライドさせる必要はありません。水流の力だけでホールの隙間まで綺麗に洗い流すことが可能です。
4. ファーストピアスの引っかかり防止対策
身体を洗う際や髪を流す際、手の指先やナイロンタオルがピアスに引っかかる事故が多発します。開けたてのピアスホールに強い牽引力がかかると、皮膚が裂ける「耳垂裂」や出血の原因になります。動作は常にスローに行い、耳の周囲10cm以内には手やタオルを不用意に近づけない意識を持ちましょう。