2012年9月11日生まれの尾上眞秀は、現在13歳(中学2年生)を迎えました。幼少期の愛らしい面影を残しつつも、急速に引き締まった精悍な顔立ちと伸びやかな立ち居振る舞いは、舞台上でもひときわ目を引くオーラを放っています。
2023年5月、歌舞伎座『團菊祭五月大歌舞伎』で行われた「初代尾上眞秀 襲名披露」は、歌舞伎史上初の日仏ハーフの役者誕生として国内外のメディアで大々的に報道されました。祖父である人間国宝・七代目尾上菊五郎、叔父の八代目尾上菊五郎ら名門・音羽屋の重鎮たちが舞台上に並ぶ中、堂々とフランス語を交えた口上を披露した姿は記憶に新しいところです。
近年では歌舞伎の舞台にとどまらず、映像メディアへの進出も加速しています。NHK大河ドラマ『どうする家康』での豊臣秀頼の幼少期役をはじめ、映画や大手グローバルブランドのアンバサダー、広告出演など、多方面で表現者としてのポテンシャルを発揮。母・寺島しのぶが長年培ってきた映画・現代劇のリアリズム演技と、歌舞伎の様式美が自然に融合したハイブリッドな演技力は、演出家や映画監督からも極めて高い評価を集めています。