ディーラーのショールームで最も売れ筋として並ぶ「ハイウェイスターV」や最上位「LUXION(ルキシオン)」は、すべて3ナンバー登録となります。では、同じC28型セレナでありながら、どこで運命が分かれるのでしょうか。その答えはボディスペックの境界線にあります。
日本の小型乗用車(5ナンバー)の保安基準は、「全長4,700mm以下・全幅1,700mm以下・全高2,000mm以下・総排気量2,000cc以下」と法律で厳格に定められています。標準ボディであるセレナ XV 5ナンバー仕様は、全長4,690mm、セレナ 全幅 1695mm、全高1,870mm(2WD)に収まっており、全幅が基準値よりわずか5mm内側で踏みとどまっています。
一方、セレナ ハイウェイスター 3ナンバー 理由の核心は、専用のエアロバンパーやサイドフェンダーモールの造形にあります。押し出し感のあるダイナミックなフロントマスクと立体的なフェンダーを与えられた結果、全長が4,765mm(+75mm)、全幅が1,715mm(+20mm)へと拡大。このわずか15mmの幅超過によって、法規上3ナンバー枠へと移行しているのです。車体フレームそのものの基本骨格(インナーパネル)は標準車と共通であり、「室内空間の広さ」自体は5ナンバーも3ナンバーもミリ単位で同一となっています。