彼が大学に通っていた時期は、SixTONES結成前後の激動の期と重なる。日中は大学の講義に出席し、夕方からはレッスンや都内スタジオでの収録、週末は全国を駆け巡るコンサートツアー。一般的な学生であればどちらか一方だけでも根気を挫かれそうな密度の高さを、彼はどのように乗り越えたのだろうか。
「どんなに忙しくてもノートを取り、友人に助けられながら必死についていった」。後年の回想で彼が語った言葉には、華やかなステージの裏にあった泥臭い努力が滲む。単位を一つも落とせない緊張感の中で培われた時間管理能力と集中力は、後にSixTONESとしてデビューし、殺人的なスケジュールをこなす上での計り知れない資産となった。