頭の中だけで不安をこねくり回していると、ワーキングメモリが圧迫され、思考力や判断力が著しく低下する。そこでおすすめしたいのが、頭の中の懸念事項をそのままノートに書き出す「ブレインダンプ」と呼ばれる手法だ。
手を使って紙に書き出す行為は、脳の視覚野や運動野を刺激し、客観的な分析スイッチを入れる効果がある。紙の上に書き出された文字を目にした瞬間、多くの人は「なんだ、自分が気にしていたのはこんなにちっぽけなことだったのか」と気づく。具体的な対策が立てられる問題と、自分の力ではどうにもならない問題を分類するだけでも、不安感は劇的に和らぐ。