坂本勇人と田中将大の関係を語る上で、一部のネット言説には事実と異なる誤解や極端な解釈も見受けられます。客観的なファクトチェックに基づき、代表的な2つの誤解を整理します。
誤解1:「中学・高校時代もずっと一緒に行動していた」
2人が日常的に同じチームでプレーしていたのは伊丹市立昆陽里小学校(昆陽里タイガース)の時期のみです。中学時代は別々の硬式野球クラブに所属し、高校も青森(光星学院)と北海道(駒大苫小牧)へと遠く離れました。常に一緒にいたわけではなく、異なる環境でそれぞれが過酷な競争を勝ち抜いた結果、プロという最高峰の舞台で再会を果たしたという点が、この物語の真のドラマ性と言えます。
誤解2:「プライベートで四六時中つるんでいる親友関係」
ネット上では「大親友」と一括りにされがちですが、実際には「ベタベタした友人」というよりも「最高レベルで信頼し合う戦友・好敵手」という距離感です。互いに球団の顔としての重責や家庭・個人の生活を抱えており、毎日のように連絡を取り合うわけではありません。しかし、節目や大舞台で顔を合わせれば一瞬で少年時代の信頼関係に戻るという、成熟した大人のアスリート関係を築いています。