作品の多様化を推進しているのは、革新的なパブリッシャーや制作会社の存在だ。北米を中心に高品質でエッジの効いた作品を次々と送り出すA24は、ジャンル映画の常識を覆す独創的なアプローチで世界的な評価を獲得してきた。鋭い感性で描かれる心理描写は、感度の高い映画ファンの心を掴んで離さない。
日本国内に視点を移すと、KADOKAWAをはじめとするメディアミックスに強みを持つ企業が、漫画・コミックからアニメ、実写映画への展開をダイナミックに加速させている。こうした動きは映画産業全体に大きなインパクトを与えており、新たなクリエイターの育成やグローバル市場への進出を後押しする大きな潮流となった。