近年の女性アイドル産業は多角化と細分化が進み、確固たる主役を不在とした群雄割拠の時代が続いていた。その中で、過度な奇をてらわず、歌とダンス、そしてファンへの真摯な姿勢を貫く「王道アイドル」のスタイルを守り抜いてきたのがイコラブである。
彼女たちのスタジアム進出は、J-POPシーンにおける王道アイドルの完全なる復権を意味する。王道でありながら、現代的なしなやかさと個々の自立した表現力を兼ね備えたスタイルは、同世代の女性ファンを中心とした爆発的な共感を生み出し、シーン全体に新しい風を吹き込んでいる。