このブームは車内にとどまらない。街を歩けば、乳幼児を連れた親たちのベビーカーハンドルに、100均のホルダーが装着されている光景を頻繁に見かけるようになった。
育児ブランドが展開する純正ベビーカー用品は、品質が確かな反面、数千円台と決して安くない。激しく汚れたり子どもがよじ登ったりする過酷な育児現場において、汚れたら惜しみなく買い替えられる手軽さは圧倒的な正義だ。360度回転するクランプ式モデルなどは、ベビーカーのパイプフレームへ瞬時に装着でき、マグマグや水分補給用ボトルの定位置として絶大な支持を集めている。
ただし、段差を乗り越える際の衝撃には細心の注意を払わなければならない。ホールドが甘い簡易クリップ式の場合、振動で熱いカフェラテが蓋ごと吹き飛ぶ危険性すらある。子どもの足元に高温の液体を落とさないための運用ルールは、購入者が絶対に徹底すべき防衛策だ。