首都圏模試センターが公表する最新の偏差値推移を見れば、この数年で起きた地殻変動の大きさが一目瞭然だ。中学受験における偏差値は男女ともに上位校の常連となり、入試倍率も実質倍率で3倍から4倍近い高水準を維持している。もはや併願校ではなく、第一志望として綿密に対策を積んだ受験生が集結する激戦区となった。
私立中学校・高等学校を取り巻く環境は厳しい少子化にある。それにもかかわらず、本校への出願数が高止まりを続ける理由は何か。入試担当者は「付属校としての安心感に加え、進学実績と学習環境への信頼が受験生を惹きつけている」と分析する。複数回設定される入試日程ごとの難易度差を把握し、戦略的な出願計画を立てることが合格への絶対条件となっている。