多くのユーザーがつまずくのが、「利用解除(一時停止)」と「アカウント完全削除」の境界線だ。ここを曖昧にしたまま手続きを進めると、取り返しのつかない事態に陥る。
利用解除は、プロフィールや写真、コメント、いいねを一時的に非表示にする避難措置に過ぎない。いつでも再ログインするだけで元の状態に復帰できる。いわば「仮眠」だ。
対照的に、完全削除は不可逆的な「消滅」を意味する。手続きを完了すれば、過去の投稿、アーカイブ、フォロワーとのダイレクトメッセージ(DM)履歴に至るまで、すべてのデータがサーバーから抹消される。同一のユーザーネームを将来再取得できる保証もない。勢いに任せてボタンを押す前に、自分が求めているのは一時的な休息なのか、それとも完全な決別なのかを冷徹に見極める必要がある。