写真共有アプリとして誕生したInstagramは、いまや単なるコミュニケーションツールの域を遥かに超えた。Meta Platformsを率いるマーク・ザッカーバーグが推進するエコシステム統合と、Instagramの責任者であるアダム・モッセーリ主導の動画重視アルゴリズムは、ユーザーを画面に釘付けにする一方で、激しいデジタル疲労をもたらしている。
利用者の関心は、表面的な「いいね!」の数から自らのデジタルプライバシーの保護へとシフトした。欧州の一般データ保護規則(GDPR)をはじめとする規制強化の波が日本国内にも波及し、企業に預けたログや行動データの行方に対する生活者の目はかつてないほど厳しい。