2000年2月15日に東京都目黒区の寺院で営まれた葬儀・告別式には、ドリフターズのメンバーをはじめ、多くの芸能関係者やファンが参列しました。その席で、リーダー・いかりや長介さんが読み上げた弔辞は、参列者や日本中の涙を誘いました。
いかりやさんは祭壇の遺影を見つめ、絞り出すような声で語りかけました。
「おい、注。お前、何で俺より先に逝っちゃうんだよ……。お前が辞めた後も、ドリフはずっとお前の居場所を取ってあったんだぞ」
続けて、「注、これで全員がそっちへ行ったら、また昔みたいに全員でバカやろうな」と言葉を結びました。かつて囁かれた確執説を完全に吹き飛ばす、半世紀近い苦楽を共にした戦友への深い情愛が込められたこの弔辞は、昭和のお笑い界を築き上げた男たちの魂の絆を物語るものとして、今なお語り継がれています。