70年代の楽曲でありながら、2020年代から2026年に至るまでストリーミングチャートの上位に留まり続ける最大の要因は、映画やCMにおける象徴的なタイアップの数々です。
とりわけ決定打となったのが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(Vol.2)』(2017年公開)のオープニングシーンでした。ジェームズ・ガン監督は、仲間たちが巨大怪獣と命懸けの死闘を繰り広げる背後で、小枝の姿をしたキャラクター「ベビー・グルート」が無邪気に踊り狂うシーンにこの曲を充てました。ガン監督自身が「このシーンの選曲には何ヶ月も悩んだが、これ以上の完璧な楽曲は存在しなかった」と語った通り、暴力と笑い、そして多幸感が同居する映画史に残るオープニングとして世界中で大絶賛を浴びました。
日本国内においても、自動車やIT通信、大手金融機関のCMソングとして長年にわたり頻繁に採用されてきました。広告業界のクリエイティブ関係者によると、「イントロの数秒で視聴者の注意を引きつけ、ポジティブな企業姿勢を嫌味なく伝えられる楽曲として、企画会議で常に名前が挙がる鉄板曲」と評価されています。