今や時代の寵児となった目黒蓮ですが、そのキャリアは決して順風満帆なエリートコースではありませんでした。入所からCDデビューを果たすまでに費やした年月はおよそ9年3ヶ月。数多くの同期や後輩が先に脚光を浴びる中、バックダンサーの後列で悔し涙を呑み続けた「遅咲きの苦労人」としての足跡がここにあります。
- 2010年10月30日(13歳・中学2年生):ジャニーズ事務所に入所。親戚が集まった席での勧めがきっかけでオーディションを受け、芸能界の門を叩く。
- 2016年11月(19歳):ジャニーズJr.内ユニット「宇宙Six」を結成。嵐をはじめとする先輩グループのバックダンサーとして徹底的に叩き上げられる。
- 2017年(20歳):舞台『滝沢歌舞伎2017』において、怪我をした先輩の代役として前夜に急遽抜擢。一晩で全動線とセリフを叩き込み、完璧に演じ切ったことで制作陣の評価を一変させる。
- 2019年1月(21歳):向井康二、ラウールとともに「Snow Man」への加入が電撃発表。半年間、宇宙Sixとの兼任という過酷なスケジュールを完走。
- 2019年8月(22歳):東京ドーム公演にて、Snow Man専任および同時CDデビューが発表される。
- 2020年1月22日(22歳・直後に23歳):Snow Manとしてシングル『D.D. / Imitation Rain』で待望のミリオンセラーデビューを果たす。
- 2021年〜2023年(24〜26歳):ドラマ『消えた初恋』『silent』、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』、映画『月の満ち欠け』『わたしの幸せな結婚』で数々の映画賞を受賞し、社会現象を巻き起こす。
- 2024年〜2025年(27〜28歳):フジテレビ月9ドラマ『海のはじまり』で父親役に挑戦。圧倒的な内面描写で俳優としての評価を決定的なものにする。FENDIのグローバルアンバサダー就任など世界基準のアイコンへ。
- 2026年(29歳・現在):国内外のビッグプロジェクトを牽引しつつ、20代最後の集大成として新たな表現領域に挑み続けている。
当時のインタビューやドキュメンタリーで本人が語った「何年もマイクを持たせてもらえず、自分は必要とされていないのではないかと辞める覚悟を決めた時期があった」という告白は、彼のブレない謙虚さの原点となっています。デビュー当時の年齢が22歳11ヶ月と、近年のアイドル市場において決して早くなかったという事実が、彼の発言の一つひとつに地に足のついた重みを与えているのです。