目黒蓮が放つ成熟した雰囲気の根底には、決して順風満帆ではなかった「泥臭い下積み時代」が存在します。
彼の芸能界入りは2010年10月30日(入所日)。当時中学2年生だった彼は、同期や後輩が先にデビューや選抜を勝ち取っていく中、スポットライトの当たらないバックダンサーの立ち位置を長く経験しました。ジャニーズJr.内ユニット「宇宙Six」を結成し活動するも、常に将来への焦燥感と戦っていた時期です。
転機となったのは2018年の舞台『滝沢歌舞伎』でした。怪我をした出演者の代役として、わずか数時間の稽古でステージに立ち切った根性とプロフェッショナリズムが滝沢秀明氏(当時)の目に留まり、2019年1月のSnow Man電撃加入へと繋がります。
さらに注目すべきは、多忙を極めるJr.活動の傍ら、城西国際大学メディア学部へ進学し、2019年3月にきっちりと4年間で卒業を果たしている点です。仕事が不透明な時期であっても学問と向き合い、自らの視野を広げ続けた知的なバックボーンが、現在の知的で思慮深い演技アプローチの礎となっています。