幼稚園教諭免許を取り巻く制度環境は、近年大きく好転しています。これから免許取得や現場復帰を目指す上で、絶対に押さえておくべきポイントが2点あります。
第1に、教員免許更新制の発展的廃止です。かつては10年ごとに義務付けられていた更新講習の受講や申請手続きが不要となり、一度取得した幼稚園教諭免許は生涯有効な国家資格となりました(過去に失効手続きを行っていない限り、休眠状態の免許も手続きを経て復活可能です)。これにより、出産や育児、異業種への転職などで一時的に現場を離れても、いつでもスムーズに復職できる安心感が生まれました。
第2に、保育士資格をすでに持っている実務経験者を対象とした幼保特例制度(免許・資格取得の特例)の存在です。一定の実務経験年数がある保育士であれば、大学等でわずか数単位の講習を受講するだけで幼稚園教諭二種免許を取得できます。現場でのニーズが高まり続ける中、制度の緩和と効率化は意欲ある教育者にとって大きな追い風となっています。