巣を壊滅させた後は、外からの新たな侵入を防ぐ防衛ラインを構築します。天然成分で手軽に行える対策として有効なのがハッカ油スプレーです。アリはハッカに含まれるメントール臭やシトラールなどの強い刺激臭を極端に嫌うため、無水エタノールと精製水で希釈したハッカ油をサッシや玄関の巾木に吹き付けておくと強力な忌避効果を発揮します(※猫などのペットがいる家庭では精油の中毒リスクがあるため使用を避けてください)。
一時的な足止めには、炭酸カルシウムを主成分とするチョークやベビーパウダーの粉末ラインを侵入経路に引く手法も知られています。粉末がアリの気門に付着するのを嫌がり、フェロモン伝達を遮断する働きがあります。
しかし、最も確実な恒久対策は物理的な隙間封鎖です。サッシの隙間には高密度の隙間テープを貼り、配管周りや壁の割れ目はシリコンコーキング剤やパテで完全に埋め立てることで、物理的に侵入不可能な環境を作り出せます。