村西とおる氏のX(旧Twitter)での発信は、常に独特の文体と過激な表現で大きな注目を集めてきました。特に2023年に英国BBCがドキュメンタリー番組『J-POPの秘密:暴かれた怪物』を放映し、日本国内で本格的な追及が始まった際、村西氏のタイムラインは連日のように更新されました。
村西氏が一貫して主張していたのは、単にジャニー喜多川氏個人の異常性を糾弾することにとどまりません。「問題の本質は、それを知りながら少年たちを差し出し、視聴率と利権のために媚びへつらい続けたテレビ局の幹部やプロデューサーたちにある」という、メディア側の共犯関係に対する厳しい指弾でした。
映画『全裸監督』の世界的ヒットによって国内外から再評価を受けた村西氏は、海外メディアやネット番組のインタビューに対し、かつての日本の芸能界がいかに警察権力や暴力団、そして大手プロの圧力によって情報統制されていたかを詳細に解説しました。リスクを顧みずに暴露を続けた理由について、村西氏は手記の中で「人生の酸いも甘いも噛み分けた晩年の男として、真実を墓場まで持っていくわけにはいかない」という趣旨の心情を明かしています。