Q1:会社が市にある場合でも、商工会に加入することはできますか?
原則として、事業所の所在地が「市」の区域にある場合は商工会議所の管轄となり、「町村」の区域にある場合は商工会の管轄となります。ただし、過去の平成の大合併によって市となった地域の中には、旧町時代の商工会がそのまま存続しているケースがあります。自社の登記上の所在地がどちらの管轄になるかは、最寄りの商工会または商工会議所に直接お問い合わせください。
Q2:小規模事業者持続化補助金は、商工会の会員でなくても申請できますか?
申請可能です。持続化補助金の公募要領上、商工会の「会員・非会員を問わず」支援を受ける権利が保障されています。非会員であっても、管轄の商工会窓口に事業計画書を持ち込めば、事業支援計画書(様式4)の発行や計画の助言を受けることができます。ただし、商工会の各種共済制度やマル経融資の推薦など、会員限定の付加サービスを利用したい場合は入会が必要です。
Q3:商工会の経営指導員になるためには、どのような資格が必要ですか?
各都道府県の商工会連合会が実施する「経営指導員採用試験(または選考試験)」に合格する必要があります。受験資格として、大学卒業資格に加え、中小企業診断士、日商簿記検定2級以上、税理士、社会保険労務士などの資格、または金融機関や民間企業での一定の実務経験年数が規定されているのが一般的です。資格だけでなく、地域の事業者と信頼関係を築ける対人コミュニケーション能力が極めて重視されます。
Q4:全国商工会連合会と全国商工団体連合会(民商・全商連)の違いは何ですか?
全く異なる団体です。全国商工会連合会は、経済産業省が所管する商工会法に基づく公的な経済団体であり、中立的な立場で地域中小企業の経営改善普及事業を行っています。一方の全国商工団体連合会(民商)は、中小業者の生活と権利を守ることを目的とした民間の運動団体であり、税務署に対する集団申告運動など独自の活動を展開しています。名称が酷似しているため混同しないよう注意が必要です。