週刊少年ジャンプ誌上で行われた公式人気投票は、作品のフェーズごとの読者心理を鮮明に映し出しています。第1回投票では、心優しき主人公・竈門炭治郎が6,742票を獲得して堂々の1位に輝きました。家族思いで折れない心を持つ炭治郎の人間性は、連載初期から読者の厚い信頼を勝ち得ていたことが分かります。
しかし、総投票数が一気に跳ね上がった第2回公式人気投票(総票数130,316票)では、大きな地殻変動が起きました。炭治郎(9,045票で4位)を抑え、14,516票という圧倒的な支持を集めて1位を奪取したのが我妻善逸です。普段の臆病で泣き虫な姿と、極限状態で放つ「雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃」の圧倒的なギャップが、多くの読者に鮮烈なインパクトを与えました。さらに物語後半で見せた兄弟子・獪岳との決別と覚悟のドラマが、善逸の人気を不動のものにした理由です。