甘露寺蜜璃のビジュアルにおいて、胸元が大きく開いた隊服とともに強い印象を与えるのが、太ももまである緑色の縞模様のニーハイソックスです。この靴下は、蛇柱・伊黒小芭内から直々にプレゼントされたものであることが原作および公式ファンブックで明かされています。
鬼殺隊の裁縫係である隠・前田まさお(通称「ゲスメガネ」)によって仕立てられた露出度の高い隊服に対し、蜜璃自身は恥ずかしさを感じながらも「隊員はみんなこれを着ている」と騙されて着用していました。その羞恥心を察した伊黒が、彼女のために贈ったのがこの靴下でした。
単なるファッションアイテムにとどまらず、蜜璃は伊黒からの贈り物を宝物として生涯大切に履き続けました。過去の過酷な生い立ちから自己を蔑み「自分は汚い血統である」と思い詰めていた伊黒と、ありのままの自分を受け入れてくれた伊黒に無償の好意を寄せ続けた蜜璃。ふたりの間に交わされた「靴下」という贈り物には、言葉を超えた深い信頼と情愛が込められています。