Q1:健康診断で尿蛋白が「±(偽陽性)」や「1+」でした。自覚症状がなくても再検査は必要ですか?
A1:必ず再検査を受けてください。激しい運動後や発熱、脱水などによる一過性の蛋白尿である可能性もありますが、慢性腎炎や初期の腎障害が隠れているケースも少なくありません。特に複数回の検査で連続して「1+」以上が出る場合は、尿中の微量アルブミン定量検査や腎機能の精密測定が必要です。
Q2:腎機能を回復させる「特効薬」や「おすすめの食べ物」はありますか?
A2:一度硬化・壊死した腎組織を元通りに再生させる特効薬や食材は、現時点の医学では存在しません。「腎臓に良い」とされる食材であっても、過剰に摂取すればカリウムやタンパク質の過負荷となり、かえって腎臓を痛める危険があります。特定の食品に頼るのではなく、1日6g未満の減塩、バランスの取れた適正カロリー摂取、血圧管理を愚直に継続することが最も確実な保護策です。
Q3:夜中に何度もトイレに起きるのは、必ず腎臓の病気ですか?
A3:夜間頻尿の原因には、男性の前立腺肥大症や過活動膀胱、睡眠時無呼吸症候群、水分の過剰摂取など様々な要因があります。ただし、腎臓が尿を濃縮できなくなる「濃縮力障害」によって夜間の尿量そのものが増えているケースも非常に多いため、頻尿に加えてむくみやだるさがある場合は、泌尿器科だけでなく内科・腎臓専門医での血液・尿検査を推奨します。