セカオワを語る上で欠かせないのが、フロントマンのFukaseとSaoriの間に流れる濃密な関係性です。思春期の多感な時期に出会い、互いの弱さも醜さもすべてさらけ出してきた2人は、かつて交際関係にあったことを公のインタビューやSaoriの自伝的小説『ふたご』を通じてオープンにしています。
一般的な男女関係であれば、破局後に同じグループで活動を継続することは極めて困難です。しかし2人は、「恋人」という枠組みを超越し、「人生を共にするクリエイティブな戦友」へと関係性を再構築しました。
Saoriが結婚・出産を経た際も、Fukaseは心からの祝福を送り、Saoriの夫である池田大とも家族ぐるみの深い親交を築いています。お互いの感情の機微を最も理解し合う2人だからこそ生み出せる歌詞とメロディは、リスナーの胸を打つセカオワ最大の武器となっています。